小説家、和田竜による小説「忍びの国」の映画化が決定し、7月1日に劇場公開されました。

和田竜は「のぼうの城」や「村上海賊の娘」などで知られる小説家で、今回の「忍びの国」は戦国を舞台とした作品となります。

 

天下統一を狙う織田信長の次男「信雄」が率いる軍団と、伊賀に棲む忍び集団との戦いを描くこの映画。

監督を務めるのは、「殿、利息でござる」の中村義洋監督です。

 

中村監督は、幼少の頃から忍者小説が大好きだったらしく、2008年5月に「忍びの国」の原作小説が出版され読み終えた時から、この小説の映画を作りたいと映画化権取得に向けて動いていたようですね。

そして、和田竜と意気投合し、「忍びの国」の映画化が実現したようです。

今回はこの映画のあらすじやキャストについて紹介していきたいと思います。

 

 

あらすじ

 

 

戦国時代、魔王と呼ばれる織田信長は、多くの国々を滅ぼし支配下に収めていった。

次に狙いを定めたのは伊勢(北畠家)。

伊勢には織田信長の次男である「信雄」を送りこみ、北畠家の側近である「日置大善」「長野左京亮」ともども手中に収めることに成功した。

特に織田家にその武勇が轟いていたほどの猛者、日置大善を支配下に収めることは、織田軍勢にさらなる勢力をつけ、天下統一は目前となった。

しかし、そんな織田信長でさえ手が出せず、攻められない国があった。

それは伊勢の隣にある国、伊賀。

伊賀は人を人とも思わぬ残虐非道な忍び衆が棲む国で人々から恐れられていた。

そんな忍者衆の一人に「どんな壁牢な門でも彼の前では意味をなさない」と言われるほどの凄腕の持ち主「無門」という男がいた。

無門は日ごろ怠けてばかりで、女房である「お国」の尻に敷かれる日々を送っている。

一方、同じく伊賀で無門に匹敵する腕を持つ忍者「下山平兵衛」という男は、身内(家族)の命でさえも容赦なく切り捨てる伊賀の考え方に疑念が生じ、伊賀こそが滅亡するべきだと考えている。

そしてそんな下山平兵衛は祖国である伊賀を裏切るのであった。

伊賀に攻めきれない織田軍の手引きをし、伊賀討伐の兵を挙げさせたのである。

織田軍の圧倒的な戦力に伊賀は到底かなうはずもないと思われたのだが、無門率いる忍者衆は想像もできない秘策を用意して織田軍に立ち向かうであった。

 

 

 

「忍びの国」キャスト陣一覧

 

無門(むもん)

演:大野 智(おおの さとし)

 

無門は伊賀の里一番の凄腕忍者。

妻のお国の尻に敷かれ、日々機嫌をとっている。

性格は怠け者で、先の事などは考えない単純な男だが、戦いになれば得意の二刀流で罪悪感を抱かず人を切り捨てる。

 

このギャップのある人物「無門」の役を演じるのは、ジャニーズのグループ「嵐」のリーダー大野智くん。

大野くんのおっとりしているような性格からして、怠け者の役は良い具合にハマってそうですね(笑)

ですが凄腕忍者を発揮した時の無門をどう演じるのか。

本作では普段見られない大野君のキリッとした素早い動きが見られるのではないでしょうか。

期待が高まります。

 

 

お国(おくに)

演:石原 さとみ(いしはら さとみ)

 

お国は無門の妻であり、元々武将の娘であることから気位が高い女性。

案芸出身のため伊賀の考え方には馴染めないが、無門から一目ぼれされ生活面での苦労をかけないという約束で妻となった。

だが武家と比べ稼ぎが少ない無門に、いつも怒っている。

 

無門の妻であるお国の役を演じるのは、女優として活躍されている石原さとみさんです。

石原さとみさんはお茶目で可愛いイメージの女性ですが、今回どのように無門演じる大野くんを尻に敷くのか楽しみなところですね。

 

 

下山 平兵衛(しもやま へいべえ)

演:鈴木 亮平(すずき りょうへい)

 

下山平兵衛は伊賀の地侍。

下山甲斐の嫡男の男で、無門とほぼ互角の腕を持つ二刀使い。

だが性格は温厚で、人を殺すことを嫌う。

敵に情けをかけてしまうことから、伊賀では変人扱いされている。

 

この役を演じるのは、俳優として活躍されている鈴木亮平さんです。

鈴木亮平さんといえば、鍛えあげられた肉体美が特徴の俳優さんですね。

映画「変態仮面」ではその肉体美が役を一層引き立てたのが印象に強く残っています。笑

冗談は置いといて、本作で忍びを演じるにあたり、撮影は結構ハードなものだったようですね。

鈴木さんは撮影が終わると全身をアイシング&マッサージをしていたとか。

無門とは「決戦」のシーンもあるようで、無門演じる大野くんとどのような戦いが繰り広げられるか楽しみですね。

 

 

百地 三太夫(ももぢ さんたゆう)

演: 立川 談春(たてがわ だんしゅ)

 

百地三太夫は伊賀の地侍。

無門の雇い主で、伊賀をまとめる十二家評定衆の一員である。

貪欲な性格で、自身の利益のために織田信雄との戦いをひそかに計画している。

 

この役を演じるのは、落語家である立川談春さん。

立川さんはドラマの出演はされていますが、映画は今回が初めてになるのですかね?

見た目だけで説得力のある雰囲気をお持ちの立川さんですが、本作では無門の雇い主で色々と裏がありそうな人物「百地三太夫」の役を演じられます。

 

 

下山 甲斐(しもやま かい)

演:でんでん

 

伊賀の地侍で十二家定衆の一員。

息子を謀略に利用するような冷酷な人物で、息子は死んでも構わないと思っている。

下山甲斐はこの映画のカギを握る人物のようですが、この役を演じるのは、俳優として活躍されている元お笑い芸人のでんでんさん。

「優しいおじいちゃん」というようなイメージのでんでんさんですが、一旦役に入ると迫力のある演技を見せてくださるベテラン俳優さんです。

本作でもどんな演技を見せてくださるのか期待大ですね。

 

 

下山 二郎兵衛(しもやま じろべえ)

演:満島 真之介(みつしま しんのすけ)

 

下山二郎兵衛は下山家の次男である。

映画の序盤で無門との「川」での決戦で破れ命を落とす。

 

この役を演じるのは沖縄出身のイケメン俳優、満島真之介さん。

女優、タレントとして活躍されている姉(満島ひかりさん)を持ち、先日は「金曜プレミアム さんまのまんま 初夏に大笑いしましょかSP」での姉弟での共演が話題となっていましたね

最近では「オーバー・フェンス(2016)」や「無限の住人(2017)」など映画に出演されています。

 

 

音羽 半六(おとわ はんろく)

演:きたろう

 

少年時代から武器作りで生計を立てている人物。

元々は近江出身で真髄からの伊賀者ではないため、恥や恩義といった感覚を持っている。

 

この役を演じるのは、俳優、タレントとして活躍されるきたろうさん。

テレビではよく面白おかしくふざけて、見ている人を楽しませている方ですね。

「忍びの国」の公式サイトでは、きたろうさんが役を演じている画像があるのですが、すごく雰囲気がでていて似合ってました。

実際の劇中での演技も気になるところです。

 

 

織田 信雄(おだ のぶかつ)

演:知念 侑季(ちねん ゆうり)

 

織田信雄は偉大すぎる父の影に苦しむ織田信長の次男。

自らの武功を少しでも挙げようと、父の信長に禁止されていた伊賀への襲撃を独断で行おうとする。

 

この役を演じるのは、ジャニーズのHey! Say! JUMPのメンバーであり、アイドル、歌手、タレント、俳優として活躍されている知念侑季さん。

見た目は可愛くもありイケメンでもあるといった方ですが、今回は織田信長の息子役ということで演技力が試されるところですね。

 

 

日置 大善(へき だいぜん)

演:伊勢谷 友介(いせや ゆうすけ)

 

日置大善は織田信雄の家臣。

元々は伊勢の北畠家に仕えていた人物。

弓の名手で、五人でないと引けない強弓を使う剛力の持ち主。

 

この役を演じるのは、俳優、映画監督、美術家、事業家などの幅広い分野で活躍されている伊勢谷友介さん。

高身長でスラッとした感じの伊勢谷さんですが、本作では剛力の持ち主の役を演じるようですね。

弓を構える仕草など似合いそうで、どのように演出されるのか楽しみです。

 

 

長野 左京亮(ながの さきょうのすけ)

演:マキタスポーツ

 

長野左京亮は織田信雄の家臣。

日置大善と同じく元々は北畠家の家臣で、日置大善とは親友である。

織田信雄のことを心から慕ってはおらず、キッカケさえあれば寝返ってもよいと考えている。

 

この役を演じるのは、マキタスポーツさん。

ものまねなどでもよくお見かけする方ですが、俳優としてもいろいろなドラマや映画に出演されている方ですね。

最近では「アイアムアヒーロー 」「金メダル男 」「闇金ウシジマくん」などの映画に出演されています。

 

 

北畠 具教(きたばたけ とものり)

國村 隼(くにむら じゅん)

 

北畠具教は北畠家当主で伊勢国司。

長野左京亮と日置大善により討たれる。

 

この役を演じるのは、俳優として活躍されている國村隼さん。

還暦を迎えながらも様々な映画やドラマに出演するベテラン俳優さんですね。

最近では「シン・ゴジラ」「海賊とよばれた男」などの映画に出演され、今年の8月には「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」、12月には「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」など、若い世代が注目する映画出演も決定しています。

 

 

北畠 凜(きたばたけ りん)

平 祐菜(たいら ゆうな)

 

北畠具教の6娘で、織田信雄の正妻となった人物。

父を殺害されたことで、夫(織田信雄)を恨み、無門に復習を頼み自刃してしまう。

 

この役を演じるのは、女優、タレントとして活躍されている平祐菜さん。

平祐菜さんは、今年公開された映画「ReLIFE リライフ」で主演を務められ、若いながらも実力派女優としての道を着々と進んでいる女の子。

本作でも良い演技を期待できるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

 

本作「忍びの国」での見所はなんといっても、主演を務める大野くんと石原さとみさんがどのような夫婦仲を見せてくれるかだと思います。

結構おもしろい夫婦になるのではないでしょうか。

 

肝心の「織田信長」が映画に登場しないことに疑問をもっている方もいると思うのですが、今回キャスティングされた人たちが怯えるような俳優がもういなかったという理由があるようですね。

またあえて登場させない方が、登場人物たちの状況に迫れたり、伊賀のリアルな世界観が出るのではないかという狙いもあったようです。

今上映中の「忍びの国」ですが、観てみる価値ありそうですね。