パソコンやキーボードを変えた時、特にノートPCなどではキーの配置が変わっていたりして使いにくい事があります。

実はパソコンのキーボードは普遍的な物ではなく、割り当てを変更する方法があるのをご存じでしょうか?

この記事ではパソコンのキーボードの割り当てを変更する方法を見ていきます。

 

Windows標準機能では変えられない

 

まず、前提的な話になりますが、キーボードの配置を割り当てる事を「キーマッピング」と呼びます。

Windowsには初期状態から多様な機能が搭載されていますが、これらの機能の中にキーマッピング機能は存在しません。

あくまでもWindowsとしては、それぞれのキーに割り当てた機能をそのまま使用する事を想定しています。

 

キーマッピングツールを利用しよう

 

これらのキーマッピングを変更する為のツールを「キーマッピングツール」と呼びます。

標準機能としては存在しませんが、フリーソフトなどを中心にキーマッピングツールは一般的に入手が可能なツールです。
ただしこれらのキーマッピングツールには欠点もあります。

それはWindowsがサポートしないキーマッピングをむりやり変えるという物であるが為に、Windowsアップデートなどのタイミングなどで設定が取り消されてしまう事があるという事です。

再度設定をし直せば使う事ができる場合は多いですが、多少不安定な物であるという認識を持った上で利用するのがおすすめです。

 

おすすめのキーマッピングツール

 

ここからはキーマッピングツールの中でもメジャーでおすすめしやすいソフトを紹介していきます。

フリーソフトは設定方法などが分かりにくい事も多いですが、下記のソフトは利用例も多く、設定などで困った際にもある程度対応がしやすいキーマッピングツールです。

 

KeySwap

KeySwapは長くWindowsのキーマッピングツールとして使われているフリーソフトです。

作成元などで動作確認が取れているのはWindows7までですが、Windows8、Windows10でも多数の動作報告が確認できるので利用が可能です。

動作させる時には「管理者として実行」する事だけ忘れなければ使用はスムーズです。

設定可能範囲は109キー+マルチメディアキーで、キーボードの種類も日本語配列と英語配列に対応しているなど非常に幅広く利用出来るキーマッピングツールです。

設定方法も「設定を変更するキーを選択する」→「割り当てるキーを選択する」というだけの簡単な方法で使う事ができます。

また特定のキーを割り当てるだけでなく、そもそも割り当てられている機能を無効にし、押しても反応しないようにするという事ができるのもポイントです。

KeySwapが人気なポイントは設定の簡単さに加えて常駐型で、押される度に設定が走るようなタイプではなく、レジストリ自体を書き変えてしまうタイプという事です。

設定完了後は一度パソコンを再起動するかログオフする必要がある点だけは注意しましょう。

 

AutoHotKey

より高度な割り当てがしたいという人におすすめなのがAutoHotoKeyです。

こちらは常駐型なので少しパソコンへの負担がかかりますが、その分、より高度な割り当てが可能になります。

KeySwapなどではできない1つのキーで2つのキーを押した事にするような設定が出来たり、タイマー設定があったりなどがその代表例です。

もちろん、高度な割り当てができるという事はその分操作も複雑になります。

KeySwapなどシンプルなキーマッピングツールを利用しても物足りないという人におすすめです。

 

キーマッピング設定例

 

キーマッピングは本当に千差万別な設定があり、パソコンの用途によっても使用頻度が高くなるキーは変わってくる事もあってこれが正解という物はありません。

なのでここでは代表的な例をいくつか紹介していきます。

キーマッピングの参考にしてみて下さい。

 

使用頻度が低い代表的なキー「Capslock」と「無変換」に「ホーム」キーなどを割り当てる。

どのような使い方をするのでも現在のパソコン環境において利用頻度が低いと言われるキーが「Capslock」と「無変換」キーの2つです。

この2つのキーはワープロ時代の名残で残されていますが、現在では使われる事は少ないです。

そこである例がキーボードのホームポジションから離れていて利用頻度がそこそこ高い、「ホーム」キーなどを割り当てる方法です。

ここで割り当てるキーは使用頻度の高いキーでかつ、間違えて押してしまっても問題のないキーがおすすめです。

 

「無変換」キーに「Ctrl」キーを割り当てる

また手の位置関係を考えてスペースキーの隣という比較的押しやすい位置にある「無変換」キーをショートカットなどで多様する「Ctrl」キーに置き換えるという利用例もあります。

これはホームポジションに手を置く事を考えると小指で押す事になる本来の「Ctrl」キーの位置よりも親指で押せる「無変換」キーの方が押しやすいという考えから生まれた割り当て例です。

Ctrlキーのショートカットは総じて間違えても元に戻せる場合が多いのもポイントです。

 

「Windowsキー」を無効に

KeySwapのようなキーの無効化にも対応しているキーマッピングツールを利用する人が真っ先に無効化するキーが「Windowsキー」です。

特にPCでゲームを楽しむ人には押しやすい位置にあり誤作動が大きくゲームに作用してしまう「Windows」キーは不要だとして無効化する人が多くなっています。

また「Ctrl」+「Esc」キーのショートカットで「Windows」キーと同じ働きをする事からゲームをしない場面でも困らないというのがあるようです。