お墓にお参りに行く際には、お墓に供えるお花を用意しますね。

お花は霊園のお花屋さんやスーパーなどで購入する方が多いと思いますが、実はお墓にお供えする好ましくない種類やマナーがあります。

ではどんな種類のお花はお墓に供えないほうがよいのか?

また、マナーとはとはどのようなものなのか?

この記事ではお墓参りの時に供える「花」についてお伝えしていきたいと思います。

 

なぜお花をお供えするのか

 

お墓にお花をお供えすることは一般的なことではありますが、なぜお供えするのかという意味を知らない方は多いのではないでしょうか。

まず仏教でのお墓にお供えするべきもとして、

 

・香

・花

・灯燭

・浄水

・飲食

 

この5つのものがあり、これを「五供」と言います。

特にその中でもお花は、ご先祖様を供養するのに最もふさわしいものとされ、仏様を美しく飾るといった意味もあります。

 

お墓にお供えする花の値段相場とは

 

だいたいのお墓は花を入れる花立(花筒)が二つあると思います。

ですので一般的には二束(一対)購入すると思いますが、このお供え用のお花一対の値段相場はだいたい1000円~2000円です。

また法要や納骨式といった特別なお参りの時などは、お花屋さんに見繕ってもらって豪華な花束を用意される方もおられます。

そのような場合は特別料金になるでしょう。

 

また、お墓が霊園墓地にある場合で、遠くてなかなかお墓参りにいけないといった方は、霊園内にあるお花屋さんにお願いすれば、代わりにお花をお供えしてくれるサービスをおこなっていることもありますよ。

もちろんできるだけご家族の方が実際にお参りに行くのが良いのですが、なかなか仕事の都合や距離の都合で行けなくて気になっている方は、そのようなサービスを利用するのも良いのではないでしょうか。

やはりお参りにいけないからといって、何もしないというのは気持ちが落ち着かなかったりしますしね。

 

お供えするお花に関するマナーについて

 

お供えするお花を自分でつくりたいという方は、最近でもちょくちょくおられます。

基本的に「こうでなければならない」という決まりはありませんが、仏教の場合、束にするお花の数や、整え方には好ましいとされるものはあります。

束にする本数は、奇数本が好ましいです。

そして49日以外のお参りでは様々色合いの花を使い、色鮮やかにするのが一般的です。

よくお供えの花として使われる花の種類としては

 

・アイリス

・キンセンカ

・スターチス

・りんどう

・グラジオラス

・ケイトウ

・ユリ

 

このようなものがあげられます。

そしてできるだけ避けた方がよいとされる花としては

 

・トゲがある花(バラなど)

・匂いが強い花

・毒をもっている花

 

このようなものです。

また、花を生ける形としては、ひし形になるように整えましょう。

そして花をお供えするときは、お墓にむけてではなくお参りする方(参拝者)の方にむけて生けてください

少しややこしく感じるのであれば、やはりお墓のお供え用として売っている出来合いの花束を購入することにしましょう。


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花立(花筒)にはなるべくステンレスの筒をいれておく

 

これはお花についてではないのですが、おまけとして見ていただければと思います。

建ててから、そう古くはないお墓の場合はだいたいステンレスの筒が入っていると思います。

ですがご先祖様から継承した古いお墓の場合は、ステンレスの筒がない場合があります。

また、もしステンレスの筒を用意したとしても、そもそもステンレスをの筒を入れるように造られてはいないため、そのような筒は入らないこともあります。

ですができるだけステンレスの筒は入れておくことをおすすめします。

ステンレスの筒が入らない場合は、石材店にお願いすることで入るように加工してもらえます。

ではステンレスの筒はなぜ必要なのでしょうか。

 

それは、花立(花筒)が真っ二つとまではいかないかもしれませんが、縦に割れてしまうことがあります。

これは冬場、特に寒い地域でよくあることなのですが、花立の中に水が入ったままの状態では水が凍ってしまうことがあります。

水は凍ると膨張してしまうため、その膨張に石が耐え切れず割れてしまうことがあるのです。

そうなると修理はできないので、花筒を取り換えなければならなくなります。

取り換えるとなるとそこそこお金がかかってしまいます。

そうなる前に石材店で加工してもい、ステンレスを入れれるようにしてもらいましょう。

また、ステンレスの筒を入れるようにつくられている花筒は水抜き穴があるので、お掃除もすごく楽になります。

水が抜けない花筒は、水が溜まったまま水が腐ってしまい悪臭をはなつこともあります。

花筒にステンレスを入れれるようにすることは、メリットとなることが多いので、おすすめですよ。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

お墓参りでは絶対と言っていいほど持っていく花ですが、意外とマナーというものがあったりします。

ですが、周りのお墓に迷惑がかからなければ、必ずしも守らなければいけないというわけではなく、一般的に仏教ではそのようなマナーもあるというだけです。

また最近では造花をお供えする方もよくおられますが、これもダメではありません。

どうしても生花の場合、長期間放っておくと枯れて汚くなってしまい花筒の周りも汚してしまいます。

お墓がある場所が遠くてあまりお墓参りにこれないなどの場合は、造花をお供えするのも良いのではないでしょうか。

そのあたりはお墓参りにこれる頻度などでお考えになられたらよいと思います。

以上がお墓参りの花についての記事になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。