2017年注目の「メアリと魔女の花」は、監督米林宏昌の最新作の映画です。

米林監督はあのスタジオジブリ出身で、ジブリに所属している間に「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」の2本の映画の監督 を勤めています。

元ジブリのスタッフらが「スタジオポノック」を立ち上げ総力をあげて取り組んだ作品「メアリと魔女の花」。

満を持して2017年7月8日に公開されたばかりの「メアリと魔女の花」は11歳の赤毛のメアリが7年に一度しか咲かない魔女の花を見つけることからはじまる物語です。

実は原作がちゃんとあり、気になる原作はイギリス作家のメアリー・スチュアートによる児童文学「The Little Bloomstick」です。

スタジオジブリで培ってきた映像美が物語の素晴らしい世界観を形にしています。

 

「メアリと魔女の花」の主題歌を担当したのは?

 

映画から切り離すことができないのが音楽です。今回、「メアリと魔女の花」の主題歌を提供したのは、4人組バンドのSEKAINOOWARIです。

これまでの数々のヒット曲でファンを魅了してきましたが、今回はアニメ映画の主題歌ということで、彼らのファンだけでなく映画ファンからも注目を集めました。

 

主題歌「RAIN]

 

「RAIN」は2017年 7月 5日(水)リリース

作詞:Fukase & Saori 作曲:Nakajin, Fukase & Saori

 

米林監督の曲へのリクエストは子供もお年寄りも口ずさめるような曲。

SEKAINOOWARIの今までの楽曲のイメージから映画の透明感や温かさが期待通りに表現されています。

歌詞のセリフのひとつひとつが、「メアリと魔女の花」のストーリーにもうまく伏線をはりつつも彼ら、SEKAINOOWARIの曲としてもマッチしているので映画で聞いても、また単独で聴いても雰囲気のある1曲となっています。

曲の出だしは少し優しげで語りかけるような口調で、流れる音楽もまるでジブリの世界を思い出させるような爽やかさです。

だんだんとテンポがよくなってくる歌詞と曲は、主人公であるメアリが成長していく様と重なり、前に向かって進んでいくようメッセージがこめられているようです。

もう一度聴きたいとSEKAINOOWARIファンでなくとも思えるはずです。

SEKAINOOWARIの世界観である独特な言い回しは、この「RAIN」でも健在で、叙情詩的な歌詞が不思議な雰囲気を醸し出しています。

静かな曲調を何度でも繰り返し聴いて、詩の意味を映画と一緒に噛み砕いてみるのも面白そうですね。

SEKAINOOWARIの元々のファンは映画を!また元ジブリスタッフが送り出す映画に期待を寄せるファンは主題歌を!

それぞれがそれぞれに興味を持ち映画への話題と期待に相乗効果をもたらしました。

映画音楽は、映画を観ている人の感情移入を後押しする重要な役割があり映画の余韻に浸るキーポイントにもなります。

「RAIN」という曲を聴いた時に映画「メアリと魔女の花」のワンシーンが頭に浮かべば米林監督も、主題歌を提供したSEKAINOOWARIもきっと満足するのではないでしょうか。

 

 

おわりに

 

これまでもジブリと音楽は切っても切れない関係でした。

「魔女の宅急便」の松任谷由実が歌った主題歌「やさしさに包まれたなら」のように、今回はスタジオポノックの「メアリと魔女の花」の主題歌「RAIN」が、たくさんの人の記憶に残るのは間違いないと思います。

ディズニーアニメ「アナと雪の女王」の主題歌が一世を風靡したのも記憶に新しいですが、映画の主題歌が大ヒットするのは珍しくありません。

アニメの主題歌も近年ではどんどんとレベルが高くなり、有名アーティストが多く手がけているのも事実です。

すでに新曲としてリリースはされているもののまだ公開されたばかりの「メアリと魔女の花」の主題歌「RAIN」が、映画を観る人々の耳に届くのはまだまだこれから。

今までSEKAINOOWARIのファンでなかった人の記憶に残るだろう「RAIN」は、アニメソングとして終わらせるにはもったいない1曲です。優しい歌声のSEKAINOOWARIのこれからのヒットが楽しみです。