お腹は張っているのになかなか出てくれない。

頑固な便秘は日常に様々な支障をきたしますね。

下っ腹がぽっこり出てしまって細身の服を着るのが恥ずかしい、またお肌が荒れてしまうといったような女性にとって悩みの種となる症状がでてしまうこともあります。

なるべくなら薬を使わずに自然に排出でき、すべすべのお肌とヘコんだお腹を取り戻したいものです。

この記事では薬を使わずに便秘改善を期待できるマッサージ方法を見ていきたいと思います。

もちろん個人差もあり、それでもなかなか便秘が解消されないという人もおられるかもしれませんが、続けていくことで便秘が解消されやすい体に近づく可能性があります。

便秘でお悩みの方はぜひ試してみてください。

 

便秘の原因とは?

 

それではまずマッサージ方法の説明に入る前に、便秘の原因について少し触れておきたいと思います。

便秘の原因は日ごろの食事や運動不足、仕事でのストレスや便意の我慢などによるものが多いと言われています。

また便秘にはそれ以外にも、物理的なことが要因となって起こることもあります。

腸のコリ、腸のねじれ、腸の下垂が原因で腸の動きが悪くなってしまうといった状態です。

この物理的なことが要因となっている場合、その場所をマッサージしてほぐしてあげることによって腸を正常な状態に戻し、便秘が解消されることもあります。

その方法について見ていきましょう。

 

小腸のマッサージ

 

まず最初に小腸のコリをほぐすマッサージからやっていきましょう。

このマッサージによって、食べたものを小腸から大腸へスムーズに運ぶことができます。

小腸のある位置はおへその周りです。

便秘には「のの字」というような言葉を聞いたことがある人もいると思います。

その要領でおへその3センチ周りを円を描くように手のひらを使って優しくほぐし、腸の緊張をとっていきます。

 

そして次に両手を3本指にして優しくおへその周りをぐーっと押していきます。

この時に硬いところがある場合、コリなどが原因でガスが溜まり、食べたものが小腸にとどまっていることがあります。

じっくりとお腹周りを指で押し、小腸のコリをとると共にその先にある大腸にしっかり押し流すようなイメージでマッサージしましょう。

 

ねじれ腸マッサージ

 

このねじれ腸マッサージでは、ねじれた腸そのものを治すことはできません。

ですがねじれが原因で詰まってしまっている便を移動させて排出させる効果があるマッサージです。

特にねじれやすい「下行結腸」「横行結腸」「S字結腸」を主にマッサージをおこなって行きます。

 

横行結腸マッサージ(約1分間)

横行結腸マッサージは体をネジっておこなうマッサージです。

足を肩幅にくらいに開き、両腕を肩の位置まで水平に広げます。

そしてその上げた両腕をキープしながら、ゆっくりと上体を左右にねじっていきます。

この時に大事なのは「ゆっくりとお腹を揺らしている」というイメージを持つことです。

 

下行結腸マッサージ(約1分間)

まずは仰向けに寝ます。

この時、家にある枕やクッションで良いので、骨盤の下に敷きましょう。

両膝を立て、左側の肋骨のあたりから骨盤にかけて、腸を両手で挟み込むように上から下へと揉んでいきます。

便秘でお腹が張っている時は、すこし痛くなることがありますので痛くならない程度に優しくマッサージしていってください。

 

S状結腸マッサージ(約1分間)

先ほどと同じく仰向けで膝を立てたまま、お腹の力を抜いていきます。

深呼吸をして、息を吐くときに力を抜いていくと上手く力が抜きやすいですよ。

そして力が抜けたら、おへそから指4本分下あたりの位置にあるS状結腸を挟み込むようにして揺らしほぐしていきましょう。

上下に揺らすようにマッサージするのがコツです。

 

落下腸が便秘の原因となっている場合について

 

落下腸とは字の通り、腸が本来あるべき位置よりも下にさがってしまった状態を言います。

落下腸は体が成長していく過程で上手く腸が固定されずに成長してしまうことが原因とされています

従って改善することは困難と言われています。

上手く固定されずに落下してしまった腸は、骨盤付近で複雑に折れ曲がってしまい、スムーズな排便をさまたげてしまいます。

 

落下腸になっている人の特徴

・子供の頃からよく便秘になる

・腹痛を伴う便秘になる

・便秘後に下痢になってしまう

・運動量が減った途端に便秘になる

・立ち上がる時に下っ腹がポッコリ出る

 

特徴としてはこのようなものがあげられます。

これに当てはまる人は一度マッサージを実践してみてください。

 

落下腸マッサージ

先ほども述べましたが、腸は本来成長過程で固定されなければいけません。

落下腸は「最困難症例」とも言われており、落下腸そのものを治すのは非常に難しいとされています。

しかし現代では落下腸が原因で起こる便秘をマッサージによって緩和することは可能です。

腸の折れ曲がった部分に溜まってしまった便をマッサージによって移動させ、スムーズに排出できるようにしてあげましょう。

ただし、便秘の原因が落下腸以外で起きている場合、落下腸マッサージをしてしまうと逆効果になってしまうことがあります。

マッサージをして余計に便秘がひどくなってしまった時はマッサージをすぐに中止してください。

また、このマッサージは「ねじれ腸マッサージ」のS字結腸への刺激と同じものなので、ねじれ腸マッサージでも落下腸による便秘の緩和を期待できます。

 

落下腸マッサージの方法

まずは仰向けになり膝を立ててください。

落下している腸を押し上げやすいように、腰の下にクッションや枕などを入れて10センチほど腰を浮かした状態を作りましょう。

そして恥骨からおへその下にかけて、両手で腸を下から上へと押し上げるようにマッサージしていきます。(約1分)

次におへその下から恥骨にかけてを全体的に、手の指で突くように押していきます。(約1分)

この時に意識してほしいのが、お腹を揺らすイメージを持つということです。

このマッサージを朝と寝る前の1日2回やっていきます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

マッサージで腸を動かすことにより、血行がよくなって肌の状態が良くなることも期待できるでしょう。

腸をやわらげるには、リラックスしている「朝起きた時」と「就寝前」にするのが効果的です。

そしてゆったりとした気持ちでおこなうと更に良い効果をもたらしてくれると思います。

以上が便秘に効くマッサージに関する記事になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。