子供はよく風邪をひきますよね。

特に保育園に通いだすと、まわりの子から移されたり逆に移したりと風邪はどうしても身近なものとなってしまいます。

赤ちゃんも新生児の間は、母親の免疫力で守られているため風邪などにはかかりにくいと言われていますが、生後6ヶ月頃からは、免疫が切れてしまい様々な病気にかかりやすくなってきます。

 

鼻水や微熱が出た場合、ただの風邪だろうと油断してしまうと、悪化して「気管支炎」になってしまうことがあります。

実は赤ちゃんがかかりやすい病気の一つに「細気管支炎」というものがあります。

細気管支炎はあまり大人がかかることがないため、どういう病気なのかという認知度は低いかもしれませんが、赤ちゃんが発症してしまうと呼吸困難になることもある危険な病気です。

この記事では、赤ちゃんが気管支炎、細気管支園になった時の症状・治療・自宅でのケアの方法などについてお伝えしていこうと思います。

 

 

なぜ赤ちゃんは細気管支炎にかかりやすい?

 

 

気管支とは喉から肺に繋がっている空気の通り道のことで、気管支炎とはこの気管支にウイルスなどの細菌が入ることによって炎症をおこしてしまう病気です。

子供が気管支炎になってしまう風邪ウイルスとしては「インフルエンザ」「RSウイルス」といったものが一般的です。

このような風邪ウイルスが、気管支に広がることで気管支炎を発症します。

そして生後18ヶ月までの赤ちゃんは、まだ気管支が未発達なため気管支炎でも細気管支園というものにかかりやすくあります。

細気管支園は、呼吸をする時に「ひゅーひゅー」「ぜーぜー」といった喉や鼻が詰まっているような苦しそうな状態になり、呼吸困難をおこすことが特徴です。

 

 

注意が必要な細気管支炎の症状とは

 

 

以下のような症状が見られた場合、注意が必要です。。

 

・呼吸が小刻みだったり、速くなっている。

・ハーハーというような、浅い息をしている。

・肩で息をしている。

・鼻をピクピクさせながら、あえぐような呼吸をしている。

 

このような症状がでた時は、呼吸困難を起こす可能性があります。

夜間救急外来をやっている病院を探して診てもらうか、小児救急相談(#8000)に電話することをおすすめします。

 

 

赤ちゃん、子供の気管支炎は熱がでる?

体温を測る子供

気管支炎は基本的には発熱を伴います。

発熱といっても微熱の場合もありますし、高熱が何日か続くこともあります。

 

そして次のような症状がでてきます。

 

・頭痛

・喉の痛み

・喉の渇き

・胸の痛み

・食欲の低下など

 

また、風邪からの延長で気管支炎になった場合は「激しい咳」「痰がでる」などの症状がでる場合が多いです。

このような症状は、最初は軽い咳症状からはじまりますが、次第にひどくなり痰のからんだ湿った咳に変化していって、夜も咳が止まらずになかなか寝れない状態になってしまうこともあります。

子供は大人よりも気管支が細く狭いため、少しの炎症でも症状が重くなってしまいますので、しっかり様子を見てあげることが大切になります。

 

気管支炎の分類

 

気管支炎は主に、「急性気管支炎」と「慢性気管支炎」に分けられます。

 

急性気管支炎

急性気管支炎の特徴は次のようなものになります。

 

・急に(突発的に)症状が起きる

・原因はほとんどがウィルス感染によるもの

・風邪からの延長で起こる

 

慢性気管支炎

慢性気管支炎の特徴は次のようなものです。

 

・気管支炎の症状が長期(数ヶ月)にわたり続く

・原因になるのはアレルギーや環境であることが多い

 

また、この慢性気管支炎は稀にですが、赤ちゃんがなることもあります。

 

 

赤ちゃんの気管支炎の診断方法

 

 

初めてRSウィルスなどに感染した赤ちゃんのほとんどは、鼻水や発熱といった症状がでますが数日で収まります。

そのため「あれは風邪だったのかな?」という程度で終わることが多いでしょう。

 

ですが、赤ちゃんの約3割ほどは、そういった症状から気管支炎に移行しまう場合があります。

鼻水や発熱といった症状が2~3日以上続き、症状がひどくなっている場合は早めに小児科に行って診てもらいましょう。

 

 

赤ちゃんの気管支炎の治療法について

 

 

感染ウィルスによって気管支炎になった場合、気管支炎自体に有効な治療薬というものはありません。

そのため対症療法が基本的な治療法となります。

ですが、医師のもとで適切な治療をおこなえば、ほとんどの場合一週間ほどで治ります。

 

治療方法としては

 

・咳を止める薬

・痰を取り除く薬

・呼吸をしやすくするための気管支を広げる薬

 

このような薬を使い、症状に合わせて薬での治療をおこないます。

また細菌が原因である気管支炎の場合は、肺炎を予防するために抗菌薬が使われることもあります。

 

 

赤ちゃん、子供が気管支炎になった時の自宅でのケアについて

 

 

・小児科へ受診して薬を処方されたら、後はなるべく家で安静にさせてください。

 

・気管支炎は気温の変化が激しいと咳が出やすくなってしまいます。

なるべく温度は一定に保ちましょう。

 

・赤ちゃんの咳がひどい場合は、縦抱きをしてあげてください。

肺、気管が広がり呼吸が楽になります。

 

・脱水症状が起こらないように、こまめに水分補給をさしてあげてください。

また、喉の乾燥を防ぐことは、咳をおさえたり痰の排出に効果的です。

 

・まだミルクや母乳のみの時期の赤ちゃんの場合は、医師に相談してみましょう。

水分補給のために、経口補水液を使用できることがあります。

 

・湿度が低くなると咳や鼻水が出やすくなります。

加湿器などで湿度を調整してください。

 

 

おわりに

 

 

まだ小さいお子さん、特に赤ちゃんの場合はうまく言葉にできないこともあり、どういう状態なのかがわかりにくいものだと思います。

ただの風邪かと思ったら、気管支炎や肺炎にかかってしまい辛い思いをさせてしまう可能性は十分あります。

このような状況にならないためには、やはり気になったら早めに小児科に診てもらうことだと思います。

いくらネットなどで調べたからといっても、素人診断に違いはありません。

気管支炎にならないために、しっかりと医師に診てもらって適切な処置を受けましょう。

 

以上が「赤ちゃんの気管支炎の症状|予防や対処について」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。